世界の「ジュードー」ですが、「世界一のジュードー」はやはり「(日本)柔道」だと改めて納得しました。
男子団体がフランスに負けたのは、そのまま国内での盛り上がりが反映されたのかなと…素人目の勝手な感想です(競技人口がサッカーについでの2番目、50万人!ですものね…すごい)。
大阪でお会いできたフランス代表関係者は、柔道に関わっていること自体が誇りのように語られていたことが強く印象に残ります。
昨年、札幌市の派遣で行ったドイツ・ミュンヘンでの交流は、現地のジュニア女子選手達の気合いを充分感じることができました。スタイルは「ジュードー」ですから、あちらでの「柔道」は、我々が想像する以上に、遙かにスペシャルなのですね。
タイをよく訪れる実行委員のT氏は、あちらの学生方々の日本柔道に対する畏敬の念をとてもうれしく思うと、常々、一杯飲む度に語ります。
ところが我々の周りでは、柔道が「マイナースポーツ」であるような表現を時折耳にしてしまいます。これは決してメディアだけの責任ではないでしょう。
底辺があってのトップです。トップ選手の皆さんがどんどん子供らのすぐ側へ歩み寄ってくれればどれほど素晴らしいことでしょう。それこそフランスのように。
春の全日本では森選手が矢奇選手を破り、かの井上康生選手から先取する中で表彰を得たこと、今日の女子団体で上野姉妹が優勝への大原動力になったことは北海道の柔道少年少女の大きな励みになったことでしょう。
全柔連、その他の企画は東北北海道をひとまとめにしている傾向があります。全中札幌に来た多くの方々が「遠い」と口にする同義は、北海道の柔道少年少女には逆に当然の障害なのです。
回りくどいことを言いました(昔、田辺陽子さんにも)が、未だ新幹線のない土地にも是非、合宿以外の形で子供らと交流を深めにトップが来てくれるよう働きかけて行きたいものです。
勿論、これ(全中札幌大会)を機会に、多くの少年少女が柔道を通じて「来道」できるようになれば願ったり叶ったりです。真夏の涼しい中で存分に稽古に励むことができるような環境を用意できるのであれば、我々も労を惜しまずです。逆に、真意の「寒稽古」がお望みであれば幾らでも用意できます(ただし、覚悟の程を!)。